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きりひら
ふりがな文庫
“きりひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
切拓
25.0%
切開
18.8%
伐開
12.5%
開墾
12.5%
拓
6.3%
斫開
6.3%
裂開
6.3%
解剖
6.3%
鑿開
6.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切拓
(逆引き)
幾時
(
いくとき
)
の後なりけん、山道
切拓
(
きりひら
)
き工事(拳大の石を一つ掘り出すこと)がようやく終ると、
木遣
(
きやり
)
の声がする。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
きりひら(切拓)の例文をもっと
(4作品)
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切開
(逆引き)
燁子
(
あきこ
)
さんにしても、人世の
桎梏
(
しっこく
)
の道を
切開
(
きりひら
)
いて、血みどろになってこられたかたたちだ、その人の心眼に何がうつったか? ただ、寂しい心情とのみはいいきれないものではなかったろうか。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
きりひら(切開)の例文をもっと
(3作品)
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伐開
(逆引き)
庭は
跡方
(
あとかた
)
もなく
伐開
(
きりひら
)
かれ本堂の横手の墓地も申訳らしく
僅
(
わずか
)
な
地坪
(
じつぼ
)
を残すばかりであった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
きりひら(伐開)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
開墾
(逆引き)
「そこなお侍よう、おめえッちら、そんなとこを、せッせと
開墾
(
きりひら
)
いても、だめなこったぜよ。いっぺん
暴風雨
(
あらし
)
がやって来て見さっせ、百日の
萱
(
かや
)
だがなあ」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きりひら(開墾)の例文をもっと
(2作品)
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拓
(逆引き)
坐禅を無上の修行法とする道元は、勢い自らの道を独立に
拓
(
きりひら
)
かなくてはならなかったのである。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
きりひら(拓)の例文をもっと
(1作品)
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斫開
(逆引き)
何しろ真夜半だ。
厠
(
かわや
)
へ
行
(
ゆ
)
くのに、
裏階子
(
うらばしご
)
を下りると、これが、頑丈な事は、
巨巌
(
おおいわ
)
を
斫開
(
きりひら
)
いたようです。下りると、片側に座敷が五つばかり並んで、向うの端だけ客が泊ったらしい。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きりひら(斫開)の例文をもっと
(1作品)
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裂開
(逆引き)
それは爽やかな快活なみどり色で、彼の聯想は白く割れた種子を
裂開
(
きりひら
)
いて突出した豆の
双葉
(
ふたば
)
の芽を、ありありと思ひ浮べさせた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
きりひら(裂開)の例文をもっと
(1作品)
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解剖
(逆引き)
ただ一つの方法は、
麻肺湯
(
まはいとう
)
を飲んで、仮死せるごとく、昏々と意識も知覚もなくしておいてから、脳袋を
解剖
(
きりひら
)
き、
風涎
(
ふうぜん
)
の病根を切り除くのでござります。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きりひら(解剖)の例文をもっと
(1作品)
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鑿開
(逆引き)
そこへ
御一新
(
ごいつしん
)
が来、開化のこゑがかういふ山の中にも
這入
(
はひ
)
つて来るやうになつた。
三島
(
みしま
)
県令が赴任するとたうとう小山の中腹を
鑿開
(
きりひら
)
いて山形から上山を経て
米沢
(
よねざは
)
の方へ通ずる大街道が出来た。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
きりひら(鑿開)の例文をもっと
(1作品)
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