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跡方
ふりがな文庫
“跡方”の読み方と例文
読み方
割合
あとかた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとかた
(逆引き)
そのほの暗い車室の中に、私達二人丈けを取り残して、全世界が、あらゆる生き物が、
跡方
(
あとかた
)
もなく消え
失
(
う
)
せてしまった感じであった。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しかし
其処
(
そこ
)
まで出ることは出られたが、数年前まで其処にごとごとと音立てながら
廻
(
まわ
)
っていた古い水車はもう
跡方
(
あとかた
)
もなくなっていた。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
片足でケンケンしているような危なッかしさに、自分自身に腹たてながら、その
癖
(
くせ
)
、昨日たてたプランも今日は
跡方
(
あとかた
)
もなく見失ってしまう。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
跡方(あとかた)の例文をもっと
(35作品)
見る
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“跡”で始まる語句
跡
跡形
跡目
跡取
跡絶
跡切
跡部
跡戻
跡押
跡先
“跡方”のふりがなが多い著者
浜田青陵
徳永直
三遊亭円朝
魯迅
江戸川乱歩
作者不詳
永井荷風
南部修太郎
柳田国男
泉鏡太郎