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跡絶
ふりがな文庫
“跡絶”の読み方と例文
読み方
割合
とだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とだ
(逆引き)
去年蘆屋の家で月見をした時の情景を昨日のことのように思い浮かべたこと、などを感傷的に書いて来たが、それから又
暫
(
しばら
)
く音信が
跡絶
(
とだ
)
えた。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
相手は口をさしはさまず、默つて聞いてゐるだけなのに、その差が重くのしかかつて、ややもすれば言葉が
跡絶
(
とだ
)
えた。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
かの女はあまり青年の手紙が
跡絶
(
とだ
)
えたので、もうあれが最後だったのかと思って、時々取り返しのつかぬ愛惜を感じ、その自分がまた
卑怯
(
ひきょう
)
至極
(
しごく
)
に思われて
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
跡絶(とだ)の例文をもっと
(9作品)
見る
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“跡”で始まる語句
跡
跡方
跡形
跡目
跡取
跡切
跡部
跡戻
跡押
跡先
“跡絶”のふりがなが多い著者
島木健作
谷崎潤一郎
小山清
佐藤垢石
吉川英治
岡本かの子
中谷宇吉郎