“跡目”の読み方と例文
読み方割合
あとめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくの如く山伏にはむづかしき事の御座候よし兼て師匠ししやうより聞及び候に私事は未だ若年じやくねんにて師匠の跡目あとめ相續の儀は過分くわぶんの儀なれば修驗のはふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さて情けの種を宿した場合に生まれた子が女なら島へ留めて跡目あとめ相続、男だったら父の在所へ送致する(ここギリシア伝説混入)
「すると、つまるところ」と六郎兵衛が云った、「上に二人の兄があるのに、末子が跡目あとめを継いだ、それが不当だということか」