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跡切
ふりがな文庫
“跡切”の読み方と例文
読み方
割合
とぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とぎ
(逆引き)
田圃
(
たんぼ
)
を隔てた町のほうから、太鼓や笛の音が、高くなり低くなり、
跡切
(
とぎ
)
れたかと思うと急に拍子を早めたりして、聞えて来た。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その夜、藤沢古実君に、言葉が
跡切
(
とぎ
)
れ
跡切
(
とぎ
)
れに、『
己
(
おれ
)
はな、いかんとも疲労してしまつてなあ。余病のために、黄疸のために、まゐるかも知れん』
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
貞之助と幸子とは、さっきから内々空腹を感じ出していて、互にそっと腕時計を見ては眼を見合わしていたが、会話の
跡切
(
とぎ
)
れた時を待って、貞之助が云った。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
跡切(とぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“跡”で始まる語句
跡
跡方
跡形
跡目
跡取
跡絶
跡部
跡戻
跡押
跡役
“跡切”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
山本周五郎
国枝史郎