“ふわけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フワケ
語句割合
腑分63.6%
解剖36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死骸がどういう処分を受けるかわからないが、処分するまえに、ぜひ腑分ふわけをしてくれるように頼む。
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
玄白たちが小塚原こづかっぱらの刑場で罪人のしかばね腑分ふわけする時の緊張などを、先生は特徴のあるゆっくりした語調で説いて聞かせたが、あの最初の講義は、自分の前途を暗示し激励してくれているようで
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
よしやこの身が解剖ふわけをされて墓へかへろとそなたは他人。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
解剖ふわけせし
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)