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木遣
ふりがな文庫
“木遣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きやり
64.7%
きや
35.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きやり
(逆引き)
本名は誰も知らない、何をして暮すのか、ただ遊んで、どことも
謂
(
い
)
わず
一群
(
ひとむれ
)
一群入り込む
侠
(
きおい
)
な
壮佼
(
わかもの
)
に、時々
木遣
(
きやり
)
を教えている。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三羽の
鳶
(
とんび
)
が
頻
(
しきり
)
と
環
(
わ
)
を
描
(
か
)
いて舞っている空高く、
何処
(
どこ
)
からともなく勇ましい
棟上
(
むねあ
)
げの
木遣
(
きやり
)
の声が聞えて来るのであった。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
木遣(きやり)の例文をもっと
(11作品)
見る
きや
(逆引き)
木遣
(
きや
)
りでも出そうな騒ぎ。やがて、総がかりで女をかつごうとしていると、そばの
闇黒
(
くらやみ
)
から、
凛
(
りん
)
として
科白
(
せりふ
)
もどきの声が響いた。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
氏子中の町々を興奮の
坩堝
(
るつぼ
)
にし、名物の十一本の
山車
(
だし
)
が、人波を掻きわけて、警固の金棒の音、
木遣
(
きや
)
りの声、金屏風の反映する中をねり歩いたのです。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
木遣(きや)の例文をもっと
(6作品)
見る
“木遣”の解説
木遣、木遣り(きやり)は、労働歌の一つ、木遣り歌・木遣り唄とも。本来は作業唄だが、民謡や祭礼の唄として、各地に伝承されている。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
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