“開拓”の読み方と例文
読み方割合
かいたく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利根(とね)の水源(すゐげん)を確定(かくてい)し、越後(えちご)及(およ)ひ岩代(いわしろ)と上野(かうずけ)の国境を定(さだ)むるを主たる目的(もくてき)となせども、傍(かたは)ら地質(ちしつ)の如何(いかん)を調査(てうさ)し、将来(しやうらい)開拓(かいたく)すべき原野(げんや)なきや否(いなや)、良山林(りやうさんりん)ありや否(いなや)
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
また山林を開拓(かいたく)するに、大なる木の根はそのままさしおきて、まわりを切り開くべし。而して二三年を経(へ)れば、木の根おのづから朽(く)ちて、力を入れずして取るるなり。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
つい、その一時代前(ひとじだいまへ)には、そこは一面(いちめん)の大竹藪(おほたけやぶ)で、氣(き)の弱(よわ)い旗本(はたもと)は、いまの交番(かうばん)の處(ところ)まで晝(ひる)も駈(か)け拔(ぬ)けたと言(い)ふのである。酒井家(さかゐけ)に出入(でいり)の大工(だいく)の大棟梁(おほとうりやう)が授(さづ)けられて開拓(かいたく)した。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)