“地質”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちしつ75.0%
ぢしつ12.5%
じしつ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この大小だいしよう差違さい地震ぢしん性質せいしつにより、また關係地方かんけいちほう地形ちけい地質ちしつとうによつても一樣いちようではないが、多數たすう場合ばあひ平均へいきんしていふならば、主要動しゆようどうたる横波よこなみ
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
燒趾やけあとはひから青銅せいどうのやうにかはつた銅貨どうくわはぽつ/\とけたかはのこしてあざやかな地質ぢしつけてた。かれはそれをちかづけてしばら凝然ぢつ見入みいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
云われて見ると、同じ黒の上衣、同じ縞ズボンではあったが、地質じしつや縞柄が違っていた。真に夢の様な出来事である。あまりのことに主客とも一座しんと静まり返ってしまった。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)