“一樣”のいろいろな読み方と例文
新字:一様
読み方割合
いちやう50.0%
いちよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またあんがかりの三人さんにんの、すくつて、いて、ころがして、ひとひねつてツイとるが、そろへ、ゆびそろへて、トめてときむねゑるところまで、一樣いちやうあざやかなものである。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かたむいてるがこと/″\一樣いちやうむきにではなく、あるものはみなみはうへ、あるものはきたはうへ、また西にしはうへ、ひがしはうへ、てん/″\ばら/\になつて、このかぜのない、そられた、くもりのない、水面すゐめんのそよ/\とした
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
この大小だいしよう差違さい地震ぢしん性質せいしつにより、また關係地方かんけいちほう地形ちけい地質ちしつとうによつても一樣いちようではないが、多數たすう場合ばあひ平均へいきんしていふならば、主要動しゆようどうたる横波よこなみ
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
外部がいぶからの影響えいきようもあるので、一樣いちようではありませんが、それ/″\のは、おのおの一定いつてい年月ねんげつあひだ生育せいいくするもので、普通ふつうでも二三百年にさんびやくねんから五六百年ごろつぴやくねんぐらゐきてゐるものがおほ
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)