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饀
ふりがな文庫
“饀”の読み方と例文
読み方
割合
あん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あん
(逆引き)
「菓子は、
饀
(
あん
)
この入つた大きい打物ですよ。その裏に穴でもあけて、石見銀山を仕込んだひにや、ちよいとわかりませんよ、親分」
銭形平次捕物控:223 三つの菓子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いしくも
申
(
まを
)
された。……
殘
(
のこ
)
らずつけ
燒
(
やき
)
のお
誂
(
あつら
)
へは
有難
(
ありがた
)
い、と
思
(
おも
)
ふと、
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
目
(
め
)
のふちを
赤
(
あか
)
くしながら、
饀
(
あん
)
こばかりは
些
(
ちつ
)
と
擽
(
くすぐつた
)
い。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
水は黄色く濁った全くの泥水で、
揚子江
(
ようすこう
)
のそれによく似ている。黄色い水の中に折々
饀
(
あん
)
のような色をした黒いどろどろのものも交っている。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
饀(あん)の例文をもっと
(16作品)
見る
饀
部首:⾷
19画
“饀”を含む語句
饀子
漉饀
潰饀
白饀
饀入
饀餅
饀麺麭
“饀”のふりがなが多い著者
岸田劉生
小山清
泉鏡太郎
三遊亭円朝
樋口一葉
長塚節
谷崎潤一郎
泉鏡花
夏目漱石
新美南吉