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開拓
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かいたく
ふりがな文庫
“
開拓
(
かいたく
)” の例文
利根
(
とね
)
の
水源
(
すゐげん
)
を
確定
(
かくてい
)
し、
越後
(
えちご
)
及
(
およ
)
ひ
岩代
(
いわしろ
)
と
上野
(
かうずけ
)
の国境を
定
(
さだ
)
むるを主たる
目的
(
もくてき
)
となせども、
傍
(
かたは
)
ら
地質
(
ちしつ
)
の
如何
(
いかん
)
を
調査
(
てうさ
)
し、
将来
(
しやうらい
)
開拓
(
かいたく
)
すべき
原野
(
げんや
)
なきや
否
(
いなや
)
、
良山林
(
りやうさんりん
)
ありや
否
(
いなや
)
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
また山林を
開拓
(
かいたく
)
するに、大なる木の根はそのままさしおきて、まわりを切り開くべし。而して二三年を
経
(
へ
)
れば、木の根おのづから
朽
(
く
)
ちて、力を入れずして取るるなり。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
つい、その
一時代前
(
ひとじだいまへ
)
には、そこは
一面
(
いちめん
)
の
大竹藪
(
おほたけやぶ
)
で、
氣
(
き
)
の
弱
(
よわ
)
い
旗本
(
はたもと
)
は、いまの
交番
(
かうばん
)
の
處
(
ところ
)
まで
晝
(
ひる
)
も
駈
(
か
)
け
拔
(
ぬ
)
けたと
言
(
い
)
ふのである。
酒井家
(
さかゐけ
)
に
出入
(
でいり
)
の
大工
(
だいく
)
の
大棟梁
(
おほとうりやう
)
が
授
(
さづ
)
けられて
開拓
(
かいたく
)
した。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
石器時代竪穴現存の例、北海道のみに多くして、他地方に於ては更に
見聞
(
けんもん
)
無
(
な
)
きも、
必竟
(
ひつけう
)
、北海道の地は比較的近き頃迄石器時代人民の
棲息地
(
せいそくち
)
なりしと、
開拓
(
かいたく
)
未だ行き渡り居らさるとに由る事大ならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
プラハに
建
(
た
)
てられた国民劇場の楽員に採用され、ボヘミア国民音楽の祖とも言うべき、スメタナの指揮の下にヴィオラの奏者として働きながら、スメタナの
開拓
(
かいたく
)
したボヘミアの国民音楽建設のために
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
▼ もっと見る
これこそ人間の知性と情意との
一如的
(
いちにょてき
)
燃焼
(
ねんしょう
)
であり、しかも知性をこえ、情意をこえた不可思議な心境の
開拓
(
かいたく
)
を物語るものだ、というふうに考えるようになり、自分みずからその心境に近づくために
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“開拓”の意味
《名詞》
開 拓(かいたく)
山林や荒地を切り開いて耕地にすること。
新しい分野や領域、進路などを切り開くこと。その結果新たに獲得すること。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
拓
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“開拓”で始まる語句
開拓者
開拓当時
開拓精神
開拓使官園動植品類簿