“水源”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
みなもと	64.3%
すゐげん	14.3%
すいげん	14.3%
みなかみ	7.1%

みなもと

自分の村を流れてゐる川といふ川の水源（みなもと）で、誰も知らぬ者の無い魔所であつて、何が棲（す）むでゐるのか、昔から其（それ）を知ツてゐる者が無いが

水郷 (旧字旧仮名) ／ 三島霜川(著)

すゐげん

（あか川の事はこゝにいはず、千曲川一名を信濃川ともいふ、隈（くま）の字をも用ふ）千曲川の水源（すゐげん）は信濃越後飛騨の大小の川々あまた流（なが）れ併（あひ）て此大河をなす也。

北越雪譜：03 北越雪譜初編 (新字旧仮名) ／ 鈴木牧之、山東京山(著)

すいげん

（ロ）水源（すいげん）の涵養（かんよう）。　森林（しんりん）はかように雨量（うりよう）を調節（ちようせつ）することが出來（でき）ると同時（どうじ）に一方（いつぽう）では水源（すいげん）の養（やしな）ひとなり、河水（かすい）の涸（か）れるのを防（ふせ）ぎます。

森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) ／ 本多静六(著)

みなかみ

人家（じんか）にちかき流（ながれ）さへかくのごとくなれば、この二条（すぢ）の流（ながれ）の水源（みなかみ）も雪に埋（うづも）れ、水用（すゐよう）を失（うしの）ふのみならず水あがりの懼（おそれ）あるゆゑ、所（ところ）の人力（ちから）を併（あはせ）て流のかゝり口の雪を穿（うがつ）事なり。

北越雪譜：03 北越雪譜初編 (新字旧仮名) ／ 鈴木牧之、山東京山(著)

“水源”の意味

《名詞》
水 源（すいげん）

河川を流れる水や水道の水などの源となるもののこと。
(出典:Wiktionary)

“水源”の解説

水源（すいげん）とは、川などの流れ出るもと。または用水（農業用水、工業用水）や水道（上水道、簡易水道）として利用する水の供給源。後者の場合は井戸はもとより海水淡水化施設が該当することもある。
山間における水源からの湧水は、冷水が最も清潔で良いとされる。温い涌き水は地表近くで時間が経ちすぎて不潔な為、加熱後に飲料として使うとされる。
(出典:Wikipedia)

水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画
源	常用漢字 小６ 部首:⽔ 13画