“大曠野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいくわうや50.0%
だいこうや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅馬城のめぐりなる大曠野だいくわうやは、今我すみかとなりぬ。古跡をたづね、美術を究めんと、初てテヱエル河畔の古都に近づくものは、必ずこの荒野に歩をとゞめて、これを萬國史の一ひらと看做みなすなり。
そうだ、私は私の生活を自分でり開き、自分で創造しなければならぬ。そして、東京こそはまことに、私の生活を打ち建てるべき未墾みこん大曠野だいこうやなのだ。