“紫野大徳寺”の読み方と例文
読み方割合
むらさきのだいとくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしたちが、子供こどものころから、したしみなれてきた一休いっきゅうさんは、紫野大徳寺むらさきのだいとくじ、四十七代目だいめ住職じゅうしょくとして、天下てんかにその智識ちしき高徳こうとくをうたわれたひとでした。
先生と父兄の皆さまへ (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
御供には長岡河内景則ながおかかわちかげのり加来作左衛門家次かくさくざえもんいえつぐ、山田三右衛門、佐方源左衛門秀信さかたげんざえもんひでのぶ吉田兼庵よしだけんあん相立ち候。二十四日には一同京都に着し、紫野大徳寺むらさきのだいとくじ高桐院こうとういんに御納骨いたし候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)