“高徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかのり58.3%
かうとく25.0%
こうとく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「足利殿でおわするか。それがしは備後の住人、児島三郎高徳たかのりと申し、副将として、千種どのをたすけ、目下、男山の陣に在る者にござりまする」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十三世通天和尚つうてんわせうは、 霜台君さうたいくんの(謙信けんしんの事)親藉しんせきにて、高徳かうとくの聞えは今も口碑うはさにのこれり。 景勝君かげかつくんも此寺にものまなび玉ひしとぞ。
わたしたちが、子供こどものころから、したしみなれてきた一休いっきゅうさんは、紫野大徳寺むらさきのだいとくじ、四十七代目だいめ住職じゅうしょくとして、天下てんかにその智識ちしき高徳こうとくをうたわれたひとでした。
先生と父兄の皆さまへ (新字新仮名) / 五十公野清一(著)