“高山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかやま58.5%
こうざん24.4%
かうざん12.2%
やま2.4%
コウザン2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上には高山たかやまの上の城のごとく安らかに坐し、しきりにあたりをみまはしゐたるひとりのしまりなき遊女あそびめありき 一四八—一五〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
本州ほんしゆう木曾きそ甲州こうしゆう信州等しんしゆうなど高山こうざんのぼつたかたはよくごぞんじでせうが、日光につこう白根山しらねさん男體山なんたいざんやまた富士山ふじさんなどでは偃松はひまつません。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
越後の西北は大洋おほうみたいして高山かうざんなし。東南は連山れんざん巍々ぎゝとして越中上信奥羽の五か国にまたがり、重岳ちようがく高嶺かうれいかたならべて十里をなすゆゑ大小のけものはなはだおほし。
夏といっても序の口なのに、高山やまの暦は早い。沈黙が部屋に落ちると、庭に取り入れたうら山々、しんしんと降るような虫の声。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
スナワチ、高山コウザン山巓サンテンニ於テ、米国ノ放送ヲ如何ナル程度ニ受信シ得ラルルカヲココロミンガタメナリキ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)