“新高山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にいたかやま50.0%
にひたかやま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事実じじつかねさえあれば、新高山にいたかやまいただきにあったというらんも、このはいるのですが、ここでわたしかんがえたことは、自然しぜんというものが、はたして、かねえるものであるかということでした。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
下位に落ちてしまった(あたかも日本最高の富士山が、久しく信ぜられていた三七七八米突メートルという高さが、最近実測の結果、たとい二米突ばかりにしてもかえって減少して、いよいよ台湾の新高山にいたかやまの下位に落ちたように)
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
これを垂直的すいちよくてきれば、平地へいちでは𤍠帶ねつたいぞくする臺灣たいわんでも、新高山にひたかやまのようにたか一萬三千尺いちまんさんぜんじやくにもあまる高山こうざんがあるので、まへ温帶林おんたいりん上部じようぶにこの寒帶かんたいがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
京城けいぜうを「シウル」新高山にひたかやまを「マウント・モリソン」などといふものがあるのは不都合ふつがふである。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)