“垂直的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいちよくてき50.0%
すいちょくてき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂直的すいちよくてき森林帶しんりんたいでいひますとこのたい下部界かぶかいが、暖帶林だんたいりん上部界じようぶかいにあたり、このたい上部界じようぶかい臺灣たいわんでは中央ちゆうおう一萬尺いちまんじやく高山こうざんたつしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
これを垂直的すいちよくてきれば、平地へいちでは𤍠帶ねつたいぞくする臺灣たいわんでも、新高山にひたかやまのようにたか一萬三千尺いちまんさんぜんじやくにもあまる高山こうざんがあるので、まへ温帶林おんたいりん上部じようぶにこの寒帶かんたいがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
常に世に対してはいかなる俗務といえどもこれを尽し、わが輩のたびたびいう垂直的すいちょくてき関係と平面的関係との調和を始終しじゅうはかって行けば、つまらぬ務めにも深い意味のあることがわかり
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)