“寒帶”の読み方と例文
読み方割合
かんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを垂直的すいちよくてきれば、平地へいちでは𤍠帶ねつたいぞくする臺灣たいわんでも、新高山にひたかやまのようにたか一萬三千尺いちまんさんぜんじやくにもあまる高山こうざんがあるので、まへ温帶林おんたいりん上部じようぶにこの寒帶かんたいがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「こゝは寒帶かんたいだから炬燵こたつでもかなくつちやしのげない」とつた。小六ころく部屋へやになつた六でふは、たゝみこそ奇麗きれいでないが、みなみひがしいてゐて、家中うちぢゆう一番いちばんあたゝかい部屋へやなのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)