新高山にいたかやま)” の例文
事実じじつかねさえあれば、新高山にいたかやまいただきにあったというらんも、このはいるのですが、ここでわたしかんがえたことは、自然しぜんというものが、はたして、かねえるものであるかということでした。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
下位に落ちてしまった(あたかも日本最高の富士山が、久しく信ぜられていた三七七八米突メートルという高さが、最近実測の結果、たとい二米突ばかりにしてもかえって減少して、いよいよ台湾の新高山にいたかやまの下位に落ちたように)
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)