“拓落失路”の読み方と例文
読み方割合
たくらくしつろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一緒に種々な事業を経営した直樹の父は、彼の留守中に亡くなった。意気相投じた達雄は、最早拓落失路たくらくしつろの人と成った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
文三は拓落失路たくらくしつろの人、仲々もって観菊などというそらは無い。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)