“岩傳”の読み方と例文
新字:岩伝
読み方割合
イハヅタ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぽつちりと目をあいて見𢌞す瞳に、まづアツしかゝる黒い巖の天井を意識した。次いで、氷になつた岩ドコ。兩脇に垂れさがる荒岩の壁。した/\と、岩傳イハヅタふ雫の音。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ぽつちりと目をあいて見𢌞す瞳に、まづアツしかゝる黒い巖の天井を意識した。次いで、氷になつた岩ドコ。兩脇に垂れさがる荒岩の壁。した/\と、岩傳イハヅタふ雫の音。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)