“言傳”のいろいろな読み方と例文
新字:言伝
読み方割合
ことづて60.0%
いひつた20.0%
ことづ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
索搜たづね密々こつそり呼出よびだし千太郎に小夜衣よりの言傳ことづてくはしく語りおいらんは明てもくれても若旦那の事のみ云れて此頃はないてばつかり居らるゝを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小石川こいしかは傳通院でんづうゐんには、(かぬかへる)の傳説でんせつがある。おなじかへる不思議ふしぎは、たし諸國しよこく言傳いひつたへらるゝと記憶きおくする。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
然し、昇に對してまだ云ひ足りなかつたところもある樣な氣がするので、それを言傳ことづてさせる爲め、昇があとで行かなければならないと云つた北海メール社に行き、天聲を訪うて見た。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)