“ことづて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言伝64.7%
伝言17.2%
言傳7.8%
傳言7.8%
事伝0.9%
傅言0.9%
言傳手0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別れた頃の苦しさは次第次第に忘れたが、ゆかしさはやはり太郎坊や次郎坊の言伝(ことづて)をして戯れていたその時とちっとも変らず心に浮ぶ。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あの女(ひと)は、僕が君の伝言(ことづて)を伝えてやったら、それを聞いてとても喜んでいたよ。いや、なあに、あの女(ひと)が喜んでいる素振りを
「坊つちやん——の又七さんから、竹原屋のお姉樣に、相談し度いことがあるから、明日にも來てくれるやうにといふ言傳(ことづて)を頼まれましたので」
眞つ直ぐに兩國へかゝると、橋の袂(たもと)で何處かの小僧さんが待つて居て、『増屋の主人が小梅(こうめ)の寮(れう)に居るから、其方(そつち)へ持つて行くやうに』といふ傳言(ことづて)です
「お前をな、篠谷で小間使に欲しいといふ事伝(ことづて)がもう大分前にあつたんだが、俺は冗談ぢやないと思つて、まあ態好く断つて置いたんだが、あの太一郎の了見が俺には解らないよ。」
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
増屋の主人三右衞門からの傅言(ことづて)で、二人を一緒にする前提として、暫くは世間體を兼ねて、お富は濱町の父親の許に留めるのが穩當だらうといふことになり、迎ひに來た手代に連れられて
乳母 飽迄(あくまで)も言(い)うて置(お)く、とおッしゃったと言(い)や、それが立派(りっぱ)なお言傳手(ことづて)ぢゃがな。