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不敏
ふりがな文庫
“不敏”の読み方と例文
読み方
割合
ふびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふびん
(逆引き)
宮、貴様は自殺を為た上身を投げたのは、一つの死では
慊
(
あきた
)
らずに、二つ命を捨てた気か。さう思つて俺は
不敏
(
ふびん
)
だ!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「宗輔は
不敏
(
ふびん
)
かもしれませんが男です、そのような大事について、たとえ母親にもせようちあけるようなみれん者なら、わたくしはわが子とは申しません」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
尤
(
もっと
)
も彼は二三暗示めいた言葉を洩らさぬではなかったが、
不敏
(
ふびん
)
な私には、その暗示を解釈する力はないのだ。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
不敏(ふびん)の例文をもっと
(4作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
敏
常用漢字
中学
部首:⽁
10画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
“不敏”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
江戸川乱歩
吉川英治
山本周五郎