武州公秘話:01 武州公秘話 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
早く行けと言ったが、三人ながら、源兵衛ひとりを置くを不便に思い、一緒に追いまくって一緒に逃げようと言ったら
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット (旧字旧仮名) / ウィリアム・シェークスピア(著)
ただこの一の色をかほど扱いあぐむ心根を不便がり、さしもわが身よりも惜しんだ寵姫を思い切ってアに賜いし、それ自ら制して名工を励ました力の偉なる、ペルシャ
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
即興詩人 (旧字旧仮名) / ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)
のみならず、親の心からは、相續の子よりも反つてさうした次男三男の方に一段の不便も増さう。それを思へば、一生親の胸を傷め、かた/″\不幸なものはその數を知らない。
パアテル・セルギウス (新字旧仮名) / レオ・トルストイ(著)
与市の母や兄も律義者で、主人の指図を大事に心得ているばかりでなく、彼らは不具の少女に不便を加えて、心から親切に優しくいたわっているらしいので、妻もいよいよ安心して帰った。
レーリー卿(Lord Rayleigh) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
カラマゾフの兄弟:01 上 (新字新仮名) / フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
貴い母神様、レア様が、不便がって下さらぬと、その弶に
ファウスト (新字新仮名) / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)
不便の王妃、我に聞け、アカイア水師おとづれて
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
はなはだ不便なりというべきだといっている。
東山時代における一縉紳の生活 (新字新仮名) / 原勝郎(著)
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
猴神子なき女を不便がる余り、自ら手を付けて生ませた後胤か、不審に堪えぬ。
十二支考:07 猴に関する伝説 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
即興詩人 (旧字旧仮名) / ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)
まあ、我々不便な奴は死ぬるのでございますね。565
ファウスト (新字新仮名) / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)
あゝ不便なり、などてわれ不老不死なる汝らを
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)