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『三人法師』
ふりがな文庫
『
三人法師
(
さんにんほうし
)
』
世に「三人法師」と云う物語がある。いつの時代の誰の作かは明かでない。萬治二年の版があるそうだが、作者はこれを国史叢書の中に収めてある活字版で読んだ。さしたる名文と云うのではなく、たど/\しい稚拙な書き方であるけれども、南北朝頃の世相が窺われ …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1929(昭和4)年10月号~11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衣
(
ぞ
)
突
(
と
)
御前
(
ごぜ
)
現
(
うつゝ
)
行
(
ぎょう
)
外
(
はず
)
場
(
にわ
)
妾
(
わらわ
)
孰
(
ど
)
口惜
(
くちお
)
道行
(
どうぎょう
)
能
(
のう
)
忝
(
かたじけな
)
伴
(
ともな
)
得
(
とく
)
香
(
こう
)
薬師
(
くすし
)
庇
(
ひさし
)
念誦
(
ねんじゅ
)
築地
(
ついじ
)
辛
(
から
)
直垂
(
ひたゝれ
)
逃
(
のが
)
連鎖
(
つがり
)
道者
(
どうしゃ
)
上
(
かみ
)
前
(
さき
)
畔
(
くろ
)
父御
(
てゝご
)
渇
(
かつ
)
看経
(
かんきん
)
此方
(
こちら
)
発心
(
ほっしん
)
熏
(
くん
)
懈怠
(
けたい
)
組緒
(
くみお
)
絆
(
きずな
)
結縁
(
けちえん
)
衣
(
きぬ
)
袈裟
(
けさ
)
輿
(
こし
)
鉄漿
(
かね
)
間
(
ま
)
閻浮
(
えんぶ
)
音
(
ね
)
館
(
やかた
)
首枷
(
くびかせ
)
髢
(
かもじ
)
鬘
(
かつら
)
単衣
(
ひとえ
)
女性
(
にょしょう
)
夜晝
(
よるひる
)
塵取
(
ちりとり
)
地下
(
じげ
)
固唾
(
かたず
)
回向
(
えこう
)
嘸
(
さぞ
)
厭離
(
おんり
)
容易
(
たやす
)
化身
(
けしん
)
利益
(
りやく
)
入定
(
にゅうじょう
)
体
(
てい
)
代
(
だい
)
二十
(
はたち
)
中
(
うち
)
不便
(
ふびん
)
性
(
しょう
)
樊噲
(
はんかい
)
業因
(
ごういん
)
明日
(
あす
)
方
(
かた
)
故郷
(
ふるさと
)
懸子
(
かけご
)
情
(
なさけ
)
患
(
わずら
)
正儀
(
まさのり
)
御文
(
おんふみ
)
御台
(
みだい
)
御分
(
ごぶん
)
後先
(
あとさき
)
廣蓋
(
ひろぶた
)
年月
(
としつき
)
工夫
(
くふう
)
尉
(
じょう
)