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懈怠
ふりがな文庫
“懈怠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けたい
75.0%
けだい
7.5%
けだる
7.5%
おこたり
5.0%
げたい
2.5%
だる
2.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けたい
(逆引き)
仕事に対する不平不満、生活の
懈怠
(
けたい
)
や憂鬱も、すべてその声念のうちに溶かされて、百姓たちは、心から働くよろこびに
浸
(
ひた
)
りきった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懈怠(けたい)の例文をもっと
(30作品)
見る
けだい
(逆引き)
倦
(
う
)
んじ疲れて、
懈怠
(
けだい
)
の心が起ろうとする時、頭をもたげて燈光の中に先生の黒い
痩
(
や
)
せたお顔を
瞥見
(
べっけん
)
すると、いまにも
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
懈怠(けだい)の例文をもっと
(3作品)
見る
けだる
(逆引き)
新吉も
側
(
そば
)
で読んでいた講談物を閉じて、「サアこうしちアいられねえ。」と
急
(
せ
)
き立てられるような調子で、
懈怠
(
けだる
)
そうな
身節
(
みぶし
)
がミリミリ言うほど伸びをする。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
懈怠(けだる)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
おこたり
(逆引き)
及びし
条
(
じょう
)
、其身の
懈怠
(
おこたり
)
に
因
(
よ
)
るものなりとて
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
懈怠(おこたり)の例文をもっと
(2作品)
見る
げたい
(逆引き)
その結果中学時代に持っていた
敬虔
(
けいけん
)
な学生気分にも、いつか
懈怠
(
げたい
)
が来ないわけに行かなかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
懈怠(げたい)の例文をもっと
(1作品)
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だる
(逆引き)
七日間の餓は犬の瞼を重く
懈怠
(
だる
)
くした。莨の煙が旅人の餓を薄らがした。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
懈怠(だる)の例文をもっと
(1作品)
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“懈怠”の解説
懈怠(けだい、けたい)(sa: kauśīdya、カウシーディヤ)は仏教の煩悩のひとつ。悪を断ち切り、善を修する努力を尽くしていないこと。心が果敢でないこと。怠惰であること。
『阿毘達磨倶舎論』では、五位七十五法のうち大煩悩地法の一つ。『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち大随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
懈
漢検1級
部首:⼼
16画
怠
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
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懈怠至極
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