夜舟を漕ぐような懈怠が無いのみならず、そのもてあます思案がいよいよ重くなると共に、頭も、眼も、相当に冴えてくるのです。
自分は自分の芸術を励み信心を深めることによって、せめてこの隣人への直接の奉仕の懈怠をつぐのわしていただきたいと念ずる者である。
ただし時に懈怠千万な猴が火を落したり、甚だしきは余念なく歓娯最中の客連の真中へ炬火を投げ込む事なきにあらず
“懈怠”の解説
懈怠(けだい、けたい)(sa: kauśīdya、カウシーディヤ)は仏教の煩悩のひとつ。悪を断ち切り、善を修する努力を尽くしていないこと。心が果敢でないこと。怠惰であること。
『阿毘達磨倶舎論』では、五位七十五法のうち大煩悩地法の一つ。『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち大随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
『阿毘達磨倶舎論』では、五位七十五法のうち大煩悩地法の一つ。『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち大随煩悩である。
(出典:Wikipedia)