“餮饕”の読み方と例文
読み方割合
てっとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総じてこの「じゃぼ」には、七つの恐しき罪に人間をさそう力あり、一に驕慢きょうまん、二に憤怒ふんぬ、三に嫉妬しっと、四に貪望とんもう、五に色欲、六に餮饕てっとう、七に懈怠けたい、一つとして堕獄の悪趣たらざるものなし。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)