“中入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかいり64.3%
なかい21.4%
なかいれ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐久間玄蕃さくまげんば中入なかいり懈怠けたいのためか、柴田勝家しばたかついへしづたけ合戰かつせんやぶれて、城中じやうちう一息ひといき湯漬ゆづけ所望しよまうして、悄然せうぜんきたさうへとちてく。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
亡き勝家の怨念おんねんをなぐさめ、しずたけ中入なかいりの不覚の罪を、ひたすら詫びせん心底なり——と、平然として云い払うのでありました
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玩具おもちゃが二つばかりに本が二三冊、紙入の中入なかいれ見たような物や何かゞ有るが皆違って居るから