“雀入海中為蛤”の読み方と例文
読み方割合
すずめかいちゅうにいってはまぐりとなる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七左 いずれそりゃ、そりゃいずれ、はッはッはッ、若いものの言う事はきまっておる。——奥方、気にせまい。いずれそりゃ、田鼠化為鶉でんそかしてうずらとなる雀入海中為蛤すずめかいちゅうにいってはまぐりとなる、とあってな、召つかいから奥方になる。
錦染滝白糸:――其一幕―― (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雀入海中為蛤すずめかいちゅうにいってはまぐりとなるか。」と、立合のうちから声を懸けるものがあった。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)