“入神中”の読み方と例文
読み方割合
にゅうしんちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本篇ほんぺん集成しゅうせいしたるものはわたくしでありますが、私自身わたくしじしんをその著者ちょしゃというのはあたらない。わたくしはただ入神中にゅうしんちゅうのTじょくちからはっせらるる言葉ことばはた筆録ひつろくし、そしてあと整理せいりしたというにぎません。
入神中にゅうしんちゅうのTじょ意識いしきおくほうかすかにのこってはいるが、それは全然ぜんぜん受身うけみ状態じょうたいかれ、そして彼女かのじょとは全然ぜんぜん別個べっこ存在そんざい——小櫻姫こざくらひめ名告なの人格じんかく彼女かのじょ体躯たいく司配しはいして、任意にんいくちうごかし