“任意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんい50.0%
にんゐ25.0%
まにまに25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何にも停滞ていたいしておらん。随処ずいしょに動き去り、任意にんいし去って、塵滓じんしの腹部に沈澱ちんでんする景色けしきがない。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかし、濱島氏はまじましけつして虚名きよめいむさぼひとでない、このかれもとめたではいのです、すべて本國はんごく政府せいふ任意にんゐさだめたことで、軍艦命名式ぐんかんめいめいしき嚴肅げんしゆくなる順序じゆんじよくだされたのが「」の三です。
世才せさいある風の任意まにまにただよい行く意味にあらずして、世界の大勢に応じ、なお個人性を失わず、しこうして世界の潮流にさきだちて進むを以て教育の最大目的とせねばならぬ。
教育の最大目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)