“沈澱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちんでん94.4%
おどみ2.8%
よどみ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは温泉から沈澱ちんでんしたのです。石英です。岩のさけ目を白いものが埋めてゐるでせう。いゝ標本です。〕みんなが囲む。水の中だ。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
なやましき、さはどろ沈澱おどみより
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
串戯じょうだんに瓶の底を傾けて、一つ医師せんせいが振った時、底の沈澱よどみがむらむらと立って、けむのように蛇身をいたわ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)