“よどみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨドミ
語句割合
71.4%
沈澱14.3%
滞潮14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崖の下の海の深淵や、大河・谿谷のよどみのあたり、また多くは滝壺の辺などに、おさの音が聞える。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
されど彼またまこと青鷹もろがへりなりければ、劣らず爪をこなたにうちこみ、二ながら煮ゆるよどみ眞中まなかに落ちたり 一三九—一四一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
串戯じょうだんに瓶の底を傾けて、一つ医師せんせいが振った時、底の沈澱よどみがむらむらと立って、けむのように蛇身をいたわ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それでもときどき、滞潮よどみに一分ほど遅れたり早すぎたりしたときには、肝っ玉がひっくり返ったものですよ。
滞潮よどみの時刻なのです、——が海はまだ台風の名残りで山のような波を揚げていました。