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任意
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にんい
ふりがな文庫
“
任意
(
にんい
)” の例文
何にも
停滞
(
ていたい
)
しておらん。
随処
(
ずいしょ
)
に動き去り、
任意
(
にんい
)
に
作
(
な
)
し去って、
些
(
さ
)
の
塵滓
(
じんし
)
の腹部に
沈澱
(
ちんでん
)
する
景色
(
けしき
)
がない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
入神中
(
にゅうしんちゅう
)
のT
女
(
じょ
)
の
意識
(
いしき
)
は
奥
(
おく
)
の
方
(
ほう
)
に
微
(
かす
)
かに
残
(
のこ
)
ってはいるが、それは
全然
(
ぜんぜん
)
受身
(
うけみ
)
の
状態
(
じょうたい
)
に
置
(
お
)
かれ、そして
彼女
(
かのじょ
)
とは
全然
(
ぜんぜん
)
別個
(
べっこ
)
の
存在
(
そんざい
)
——
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
と
名告
(
なの
)
る
他
(
た
)
の
人格
(
じんかく
)
が
彼女
(
かのじょ
)
の
体躯
(
たいく
)
を
司配
(
しはい
)
して、
任意
(
にんい
)
に
口
(
くち
)
を
動
(
うご
)
かし
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
又
(
また
)
任意
(
にんい
)
に
物
(
もの
)
を
視
(
み
)
せるのであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“任意”の解説
任意(にんい、arbitrary)とは、思うままに任せること、という意味で、当人の自由意思に任せる、ということである。また、数学などでは、任意を「特別な選び方をしないこと」という意味で用いる。
(出典:Wikipedia)
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“任意”で始まる語句
任意出頭