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世才
ふりがな文庫
“世才”の読み方と例文
読み方
割合
せさい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せさい
(逆引き)
世才
(
せさい
)
ある風の
任意
(
まにまに
)
漂
(
ただよ
)
い行く意味にあらずして、世界の大勢に応じ、なお個人性を失わず、
而
(
しこう
)
して世界の潮流に
先
(
さきだ
)
ちて進むを以て教育の最大目的とせねばならぬ。
教育の最大目的
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
御三卿
(
ごさんきょう
)
の臣といえば、直参も同様だし、やがては、徳川家の第二の
柱石
(
ちゅうせき
)
でもある青年たちが、あまりに、
世才
(
せさい
)
に走り、文化に洗練されすぎて、規模が小さく、線が細く
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
詩仏
(
しぶつ
)
や
鵬斎
(
ぼうさい
)
に
詩文
(
しぶん
)
にてなぶり
者
(
もの
)
にされたりといふ
事
(
こと
)
見
(
み
)
えたるが、
元
(
もと
)
より
菊塢
(
きくう
)
、
世才
(
せさい
)
には
長
(
たけ
)
たれど
学文
(
がくもん
)
はなし、
詩仏
(
しぶつ
)
鵬斎
(
ぼうさい
)
蜀山
(
しよくさん
)
真顔
(
まがほ
)
千
蔭
(
かげ
)
春海
(
はるみ
)
等
(
ら
)
、
当時
(
そのころ
)
の
聞人
(
もんじん
)
の
幇間半分
(
たいこはんぶん
)
なぶり者にせられしには
相違
(
さうゐ
)
なし
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
世才(せさい)の例文をもっと
(4作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
“世”で始まる語句
世
世界
世間
世話
世帯
世人
世辞
世嗣
世故
世子
“世才”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
新渡戸稲造
吉川英治
野村胡堂