“鵬斎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうさい57.1%
ぼうさい42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これこそ正銘の極印附きでございまして、鵬斎ほうさい先生の御門下が京の東寺へつてがあって、それからお手に入りました品でございます」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
わたくしは唯墨堤の処々に今なお残存している石碑の文字を見る時鵬斎ほうさい米庵べいあんらが書風の支那古今の名家に比して遜色そんしょくなきが如くなるに反して
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
張交はりまぜふすまには南湖なんこだの鵬斎ぼうさいの書だの、すべて亡くなった人の趣味をしのばせる記念かたみと見るべきものさえもとの通りり付けてあった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
且亀田鵬斎ぼうさいの如く、篁墩とともに金峨の門に出で、蘭軒と親善に、又蘭軒の師友たる茶山と傾蓋ふるきが如くであつた人もある。わたくしの今これに言及する所以ゆゑんである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)