“南湖”の読み方と例文
読み方割合
なんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張交はりまぜふすまには南湖なんこだの鵬斎ぼうさいの書だの、すべて亡くなった人の趣味をしのばせる記念かたみと見るべきものさえもとの通りり付けてあった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
恵心は台宗問目二十七条をせんして、宋の南湖なんこ知礼師ちらいしに就いて之をただそうとした。知礼は当時学解がくげ深厚じんこうを以て称されたものであったろう。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)