“湖南省”の読み方と例文
読み方割合
こなんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは揚子江支流の流域で、城下の市街は、海のような太湖たいこに臨んでいた。孫堅のいる長沙城ちょうさじょう湖南省こなんしょう)はその水利に恵まれて、文化も兵備も活発だった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
湘江しょうこうの西、零陵れいりょう湖南省こなんしょう・零陵)から手をつけるのが順序でしょう。次に桂陽、武陵と取って、長沙ちょうさへ進攻するのが自然かと思います。要するに、兵の進路は流れる水です。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)