“ほうさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鵬斎25.0%
報賽16.7%
法斎16.7%
奉斎8.3%
宝釵8.3%
崩擢8.3%
泡滓8.3%
砲砦8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これこそ正銘の極印附きでございまして、鵬斎ほうさい先生の御門下が京の東寺へつてがあって、それからお手に入りました品でございます」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其間そのまに属した小さな控室に一鵬斎ほうさいの美人絵が薄あかりてらされて二枚かゝつて居るのも好い取合とりあはせである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
この日報賽ほうさいの徒多く岡の上に灯火見え伏鉦ふせがねの音聞えたり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
朝夕身の安全を蛭子えびす命に祷り、漁に打ち立つ時獲物あるごとに必ずこれに拝詣し報賽ほうさいし、海に人落ち込みし時は必ずその人の罪を祓除ふつじょし、不成功なるごとに罪を懺悔して改過し
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
原隊の一士に、青木法斎ほうさい(当時、新兵衛)という者があった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
法斎ほうさい、法斎」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この社は武蔵大国魂神おおくにたまがみを祀ったもので、そのほかに、東西の六座に、秩父、杉山、氷川などの武蔵国内の諸神を奉斎ほうさいする由緒のある宮。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
蜀紅しょくこうにしきと言う、天蓋てんがいも広くかかって、真黒まくろ御髪みぐし宝釵ほうさいの玉一つをもさえぎらない、御面影おんおもかげたえなること、御目おんまなざしの美しさ、……申さんは恐多おそれおおい。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伏して観る、朝廷陵替りょうたい綱紀こうき崩擢ほうさい、群雄国に乱るの時、悪党君をあざむくの日にあたりて、備、心肺ともにく、肝胆かんたんほとんど裂く。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は少青年の頃まで、拓本の職工をしていたことがあるが、その拓本中に往々出て来る死生一如とか、人生一泡滓ほうさいとかいう文字をこの感じに於て解していた。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ステッセルが開城して二十の砲砦ほうさいがことごとく日本の手に帰しても上る事は出来ん。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)