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報賽
ふりがな文庫
“報賽”の読み方と例文
読み方
割合
ほうさい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうさい
(逆引き)
遠野郷には八ヶ所の観音堂あり。一木をもって作りしなり。この日
報賽
(
ほうさい
)
の徒多く岡の上に灯火見え
伏鉦
(
ふせがね
)
の音聞えたり。道ちがえの
叢
(
くさむら
)
の中には
雨風祭
(
あめかぜまつり
)
の
藁人形
(
わらにんぎょう
)
あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
日夜
板
(
いた
)
一枚の命懸けの仕事する者どもゆえ、朝夕身の安全を
蛭子
(
えびす
)
命に祷り、漁に打ち立つ時獲物あるごとに必ずこれに拝詣し
報賽
(
ほうさい
)
し、海に人落ち込みし時は必ずその人の罪を
祓除
(
ふつじょ
)
し
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
遠野郷には八か所の観音堂あり。一木をもちて作りしなり。この日
報賽
(
ほうさい
)
の徒多く、岡の上に燈火見え伏鉦の音聞こえたり。道ちがへの叢の中には雨風祭りの藁人形あり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
報賽(ほうさい)の例文をもっと
(3作品)
見る
報
常用漢字
小5
部首:⼟
12画
賽
漢検1級
部首:⾙
17画
“報”で始まる語句
報
報知
報酬
報告
報恩
報償
報復
報条
報身
報道
“報賽”のふりがなが多い著者
南方熊楠
柳田国男