“綱紀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうき50.0%
こうき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何々五人男といふ群盜が、江戸の綱紀かうきの亂れに乘じて、勇侠者流のやうな顏して跳梁てうりやうした頃のことです。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
伏して観る、朝廷陵替りょうたい綱紀こうき崩擢ほうさい、群雄国に乱るの時、悪党君をあざむくの日にあたりて、備、心肺ともにく、肝胆かんたんほとんど裂く。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)