“御髪”のいろいろな読み方と例文
旧字:御髮
読み方(ふりがな)割合
みぐし50.0%
おぐし38.9%
おんかみ5.6%
おんぐし5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただこの観世音の麗相を、やや細面にして、玉のしろきがごとく、そして御髪みぐしが黒く、やっぱり唇は一点の紅である。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白木一彫ひとほり、群青の御髪みぐしにして、一点の朱の唇、打微笑うちほほえみつつ、爺を、銑吉を、見そなわす。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伏目勝に、細く白い手を帯の間へ差込んでおいでなさいましたから、美しい御髪おぐしのかたちはなおよく見えました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「お部屋を片づけてね、それから奥さんの御髪おぐしって上げたんですよ。それにしちゃ早いでしょう」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
御髪おんかみ延びて肩にかかり、おん口髭も御頤髯も、まばらに生えた御顔は、二百日に余るご幽居によって、蒼白の御色に眺められた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
御髪おんぐしを あたへ給ひて
髪切虫 (新字新仮名) / 夢野久作(著)