泡滓ほうさい)” の例文
彼は少青年の頃まで、拓本の職工をしていたことがあるが、その拓本中に往々出て来る死生一如とか、人生一泡滓ほうさいとかいう文字をこの感じに於て解していた。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)