修禅寺物語しゅぜんじものがたり
(伊豆の修禅寺に頼家の面というあり。作人も知れず。由来もしれず。木彫の仮面にて、年を経たるまま面目分明ならねど、いわゆる古色蒼然たるもの、観来たって一種の詩趣をおぼゆ。当時を追懐してこの稿成る。) 登場人物 面作師夜叉王 夜叉王の娘かつら …
作品に特徴的な語句
男女おとこおうな 夕飯ゆうまま しょう 喧嘩いさかい 退すさ いだ 扮装いでた 父様ととさま 卜者うらや おり ずみ うえ がん つか すす 精力せいりき もとい こら わらわ 早速さそく 小刀さすが 怪異あやかし 下知げじ 生憎あやにく 狩野かの まなこ 燈火あかり しか あつ しん 判官はんがん つか すか 近習きんじゅう 軍兵つわもの 贔屓びいき しず あね こび わび 上下かみしも かいな 幾本いくもと 手負てお 藁葺わらぶ うなぎ 番匠ばんしょう しび 直垂ひたたれ みぎり たた 空嘯そらうそぶ 窟詣いわやもう 等閑なおざり 筒袖つつそで 籠手こて 粗木あらき 紙砧かみぎぬた 素性すじょう 綺羅きら すが まと 羅刹らせつ つばさ たね 能員よしかず ひざ 臑当すねあて すすき あし 若狭わかさ 雑言ぞうごん 遠近おちこち ひな 重畳ちょうじょう 鎌倉かまくら しのぎ しず のみ 長巻ながまき かど 開闢かいびゃく さわ 風呂ふろ 風情ふぜい 頼家よりいえ 一晌いっとき
題名が同じ作品
修禅寺物語 (旧字旧仮名)岡本綺堂 (著)