“樂劇”の読み方と例文
新字:楽劇
読み方割合
オペラ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ヂド」(カルタゴ女王の名にて又樂劇オペラの名となれり)を興行すといふ。音樂よの常ならず。女優の中には世に稀なる美人多し。
大抵樂劇オペラの一組ありて、日ごとに二曲を興行すること、拿破里の「フエニチエ」座に同じ。初の一曲は午後四時に始まり六時頃には早く終り、次なる曲は夕の八時より始まる。
樂長は我詩を讚めて、われと握手し、かゝる技倆ある人のいかなれば樂劇オペラを作らざる、早くおもひ立ちて、その初の一曲をば、おのれに節附せさせよと勸めたり。姫その詞をさへぎりて。