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樂屋
ふりがな文庫
“樂屋”の読み方と例文
新字:
楽屋
読み方
割合
がくや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がくや
(逆引き)
「何んだ、錢形の親分か、——改めて名乘るにも及ぶまい。待て/\晩飯の支度中で
樂屋
(
がくや
)
は煙だらけだ、表へ廻つてくれないか」
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『あれこそは小松殿の
御内
(
みうち
)
に花と歌はれし重景殿よ』など、女房共の罵り合ふ聲々に、人々
等
(
ひと
)
しく
樂屋
(
がくや
)
の方を振向けば、右の方より
薄紅
(
うすくれなゐ
)
の
素袍
(
すほう
)
に右の袖を
肩脱
(
かたぬ
)
ぎ
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
先
(
さき
)
の
二人
(
ふたり
)
、
頭
(
あたま
)
の
長
(
なが
)
いのと、
何
(
なに
)
かに
黒髮
(
くろかみ
)
を
結
(
むす
)
んだのは、
芝居
(
しばゐ
)
の
樂屋
(
がくや
)
の
鬘臺
(
かつらうけ
)
に、
髷
(
まげ
)
をのせて、
倒
(
さかさ
)
に
釣
(
つる
)
した
風情
(
ふぜい
)
で、
前後
(
あとさき
)
になぞへに
並
(
なら
)
んで、
向
(
むか
)
うむきに
立
(
た
)
つて、
同伴者
(
つれ
)
の、
然
(
さ
)
うして
立淀
(
たちよど
)
んだのを
待
(
ま
)
つらしい。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
樂屋(がくや)の例文をもっと
(11作品)
見る
樂
部首:⽊
15画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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樂
樂人
樂隱居
樂器
樂々
樂劇
樂人共
樂隊
樂欲
樂所
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